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【ベンゾジアゼピン カフェイン 相互作用 ハルシオン】コーヒー コーラ をやめることは精神病予防に重要

ベンゾジアゼピンとカフェインの薬理や代謝をお調べですか?

本記事では同時摂取による危険性を解説します。

カフェイン中毒による精神障害

カフェイン中毒による精神障害・身体障害は、不安、不眠、神経過敏、頻尿、頻脈、焦燥感、などがあります。

筆者自身もカフェイン依存症の罹患者ですが、コーヒーとリポビタンDの大量常用によって、とくに頻脈が酷く、一日あたり2万~3万回脈が多いです。

健常者は一日あたり10万回の脈を打ちます(筆者は12万~13万回の脈拍)。

加えて洞性不整脈も患っています。過去には就寝前に突如心臓発作を起こしたこともありました。

カフェインの分解に必要な酵素

カフェインの分解にはCYP1A2シトクロムP450 1A2MAOモノアミン酸化酵素を消費します。CYP1A2は正式には分解酵素ではなく、電子伝達タンパク質なのですが、生合成に関わる一環的要素という意味で作用が類似しているのでここでは便宜上、酵素と呼ぶことにします。

CYP1A2を使って代謝する薬

  • アセトアミノフェン
  • テオドール
  • クロザリル
  • ジプレキサ

などがあります。

例えばカロナールやノーシンなどの頭痛薬は、アセトアミノフェンが含有されていますが、これらの薬剤とコーヒーなどを同時摂取すると、アセトアミノフェンとカフェインの分解の両方の分解にCYP1A2を消費する為、CYP1A2が欠乏します。そのために代謝が遅れる状態を招き、結果身体にアセトアミノフェンとカフェインが残留し続けて作用し続けるので、効果が出すぎる危険性があります。

カフェインの分解の不良によるカフェインの作用亢進はカフェイン中毒症状を招く可能性もあり、アセトアミノフェンの分解不良もまた、解熱のしすぎによって脈や呼吸に異常を来す危険性があります。

上記の薬の服用している方はカフェインの摂取を控えた方が賢明です。

MAOとは?

MAOモノアミン酸化酵素の、モノアミンとは何か?

モノアミンとはドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、セロトニン、ヒスタミン等、神経伝達物質の総称です。

このモノアミンを酸化する為の酵素のことを、MAOモノアミン酸化酵素と言います。

酸化するというのは、つまり代謝するということです。分解し、体外へ排出する為の工程において、モノアミン酸化酵素がとても重要です。

モノアミン酸化酵素がバランスを調整している

モノアミン酸化酵素には二つの型があります。それぞれMAO-Aと、MAO-Bという型であり、MAO-Aはノルアドレナリン、セロトニンなどを担当し、MAO-Bはドーパミンを担当します。それぞれの担当がそれぞの物質を酸化させて代謝するのです。

このときモノアミン酸化酵素はバランス調整に重要な役割を果たします。

ドーパミンが過剰分泌されていれば、ドーパミンを多く代謝し、セロトニンが不足していれば、セロトニンの代謝量を減らします。

このように過不足を調整しているのがモノアミン酸化酵素です。

 

さて、モノアミン酸化酵素がカフェインの分解に消費され、不足すると、他にどのような弊害が起こるのでしょうか?

ベンゾジアゼピンとMAO阻害薬の併用

ベンゾジアゼピンとMAO阻害薬の併用によって、中枢神経抑制作用が増強されることがあります。

どういうことでしょうか?

MAO阻害薬とはその名の通り、MAOを作用させません。即ち、モノアミン(ドーパミンやセロトニンなど)を酸化させず、そのままシナプス間隙に残したままということです。

ベンゾジアゼピン自体はGABAの受容体に働き活性させ、中枢神経抑制をします。

ただ、MAO阻害薬と併用することによって抑制作用増強がなされることがある。

これは、もともと阻害する前のタイミングで、ドーパミン(興奮)よりセロトニン(沈静)などが優位な状態で使用した場合という可能性の示唆です。

酸化や代謝が阻害され、ドーパミンやセロトニンがそのときのそのままの量で一定時間放置され作用し続ける為、ベンゾジアゼピン単体の抑制作用より、より増幅した神経抑制作用、沈静作用が確認されることがある、というわけです。

MAOが不足している状態とMAO阻害薬の使用は類似した状況

MAO不足は、即ち、MAOを十分に代謝できない環境です。

MAO阻害薬使用は、即ち、MAOを十分に代謝できない環境です。

つまり、MAO阻害薬とベンゾジアゼピンの併用が、抑制作用亢進の危険性をもつならば、

MAOの不足環境にてベンゾジアゼピンを使用することも、抑制作用亢進の危険性をもつということです。

 

しかし、本当に、

カフェインの摂取(MAOの不足環境)とベンゾジアゼピンの併用が、抑制作用亢進となるのでしょうか?

そもそも精神障害罹患者はMAOが不足している

MAOはモノアミンを調整するバランス酵素です。そもそも、ベンゾジアゼピンやSSRI選択的セロトニン再取込阻害薬などを服用している精神障害罹患者は、まず根底としてMAOが不足しているから、精神障害になっているのです。

したがって、MAO不足環境でカフェインとベンゾジアゼピンを併用摂取すると、少ないMAOはその名の通り、モノアミンを優先的に代謝します。

つまりカフェインの代謝ではMAOは使用されずCYP1A2シトクロムP450に頼りきった環境になってしまうのです。

当然カフェインの分解は遅延に遅延を重ね、その間は効力を発揮し続けるので、カフェイン中毒の様相(不安、不眠)を保ったままということになります。

結論としては、

カフェインの摂取とベンゾジアゼピンの併用が、抑制作用亢進となるわけではなく、

カフェインの分解を阻害することで、中枢神経の刺激(不安、不眠)を発現し、ベンゾジアゼピン本来の抑制効果(安心、催眠)を弱めてしまうのです。

まとめ

  • カフェインの分解にはCYP1A2シトクロムP450 1A2MAOモノアミン酸化酵素が必要
  • アセトアミノフェンやジプレキサなどを服薬している場合のカフェイン摂取はCYP1A2が足りなくなる
  • ベンゾジアゼピンとMAO阻害薬の併用は危険
  • カフェインとベンゾジアゼピンの併用はカフェインの分解を阻害し、中枢神経を刺激し、ベンゾジアゼピンの抑制効果を弱める

パブロンやロキソニンは無水カフェインが配合されています。無水カフェインとは、水分分子を取り除いたカフェインで、体内に入ればカフェインと同じ効能を発揮します。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬(ハルシオンなど)を服用しているのであれば、風邪ぎみだからと安易に、市販のかぜ薬を併用すると、一睡もできなくなる可能性があります。

また、これらの薬理が理解できれば、カフェインが身体にとってとても重要な酵素を消費して排出されていることをご理解頂けると思います。

モノアミン(ドーパミンやセロトニンなど)の正常化が精神病の苦しみを取り除くキーポイントとなります。

だからこそ、MAOモノアミン酸化酵素は大切に節約して護っていくことが重要となります。

コーヒー、紅茶、美味しいですよね。ただ、苦しみを取り除くならば、まず快楽を断ち切ることから始めるのが本質なのではないでしょうか?

快楽を追えば追う程、表裏一体となって苦しみが追いかけてくる、その事実を正面から受け止める必要があるのではないでしょうか?