大学でいじめられていませんか?
本記事ではいじめの当事者の心理や周囲の人間の心理の本質と対処法を解説します。
これから社会のヒエラルキーへ参加していく方は必見です!!
いじめの本質と対処法
“ケーススタディ①”
人間関係で悩んでいます。女子大生Bといいます。
同級生Aに1年ほど前からバカにされ、いじめられています。
Aの愚痴を半年前にSNSに書いてしまったのをきっかけに同じ学科の人に私(B)の悪いウワサや悪口を流されてしまいました。
それから日々、周囲で私の悪口を話されてしまっています。
AにはSNSの件を謝り、許してはくれたものの、バカにはされ続けています。
このような件があって、友達は失い、関係のない第三者にまで『気持ち悪い』と言われ、ひとりボッチです。
私はどうしたらいいですか?
同級生Aは可愛いかったり、人気者だったりするの?
いいえ、容姿はいたって普通。人気者ではなくて、Aの友達は4、5人程度です。
なるほどですね。
なんでAはこんなにも性格が悪いんですか?攻撃したいのですか?
いじめをする人間の本質は、自己肯定感の欠落や、はらしきれない“くやしさ”が心の奥底に潜んでいることが殆どです。
まずは自己肯定感とは何か、解らない方はこちらを参考にしてみてください。
結論、このAさんは自己肯定感欠落者です。承認欲求に飢えており、Bさんに限らず気に喰わない全ての人へ無差別に攻撃したいのです。
悲しきかな、このような人は親に虐待を受けて育った経験や、親に放置され愛情を注がれなかった経験を持っていることが多いです。
親に限らず、周囲の人間たちに大事にされなかったくやしさが、承認欲求の飢えに繋がっています。
私とA以外の関係ない人たちはなぜ私だけを『気持ち悪い』と避けるのですか?
第三者はAさんの承認欲求不満による八つ当たりを見抜いています。
Aさんにとっての気に喰わない人になりたくない(Aと関わりたくない)ので、Aの側について、あなたを気持ち悪いと避けるのでしょう。
第三者は自分を守るのに必死です。
結局私はどうすればいいのでしょうか?
こちらが現状打開のヒントになるかもしれません。
第三者は第三者の立場で仕方ないし、Aさんはむしろ最も行き場のない満たされなさを抱えています。勿論Bさんだって何も悪くない。
ヒントにもある通り、Aさんをコツコツと承認してあげ続けることが、貴女の成長にもなり、結果的に貴女もAさんも苦しみから解放されていくのではないでしょうか?
学校は社会で通用する為の人間関係の実践経験を積む為の場所でもあるので、“満たされない”人間への対処法を学生のうちにしっかりマスターしておくことが、今後人間関係で悩まずに社会に出れる礎となると信じて、頑張ってくださいね!!