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〔ストレスフリーの勘違い〕ストレッサーとストレス反応・根本的解決の為のストレスの本質とは?

ストレスフリーを単なる嫌なことをなくしていくことと思っていませんか?本記事ではストレスの本質に迫り、刺激に対しての反応が個人で違う理由を解説していきます。ストレスフリーの本質的な中身が知りたい方は必見です。

ストレスフリーとは?~そもそもストレスとはどういう意味なの?~

ストレスフリーと聞いてみなさんはどのように思い浮かべますでしょうか?

一般的にストレスフリーというと、ストレスがないこと、精神的緊張や体の不調がない状態を言いますよね。

それではそもそもストレスとは何なのか?これが解らないことには認識が大分ズレてきてしまいます。

ストレスとは?

医学、心理学の領域において、精神、身体に外部からかかる負荷(刺激)をストレッサーと言います。

そして、ストレッサー(負荷・刺激)に反応して精神、身体に生じた反応を “ストレス反応” と言います。

つまり、一般的に私たちが認識しているストレスとは、ストレッサーのことを指すのです。

うつ病や、頭痛、吐き気、腹痛、下痢など、

これらは精神、身体に既に生じている現象なので、“ストレス反応” の方ですね。

ストレス反応まで出ている方は、心療内科や精神科で早期に対処することが必要です。

重症化する前に必ず手を打ってください。

この見出しのまとめ
  • 一般的に言う『ストレス』とは『ストレッサー(負荷・刺激)』を指す。
  • つまりストレスフリーとは『ストレッサーが無い』という意味。
  • 『ストレス反応』まで現れているなら早急に対処が必要。

なぜ同じストレッサーでもストレス反応が異なるのか?

まったく同じ環境下でも逞しく仕事をこなす人と、潰れて辞めていく人と、いますよね?

ストレスを根性論で片づける人がいます。それも間違っていないでしょう。

事実、『不快に感じながらも、不屈の生命力で立ち向かう』人もいます。

昔の甲子園球児なんかは血尿、血便という完全なストレス反応が体に出るまで絞っていましたよね?

根性論もたしかにあります。人の前頭葉(抑制の脳部位)はストレッサーの限界値を訓練次第で引き上げることが可能である研究結果もあるのです。

ただ、もっと圧倒的な研究結果もあります。

心理学者ケリー・マクゴニガルの研究

アメリカで3万人の成人を8年、追跡調査した研究です。

この研究、とてもシンプルで、『去年のストレッサーどれくらいでした?』『ストレッサーは健康に害になると信じますか?』との問いに答えてもらい、3万人の思想と動向を調査します。

8年の追跡の中で、前年に大きなストレッサーを感じたグループは死亡率が43%高まる結果に。

しかし興味深いことに、死亡率が高まったのは『ストレッサーが健康に害になると信じている』と答えた人たちだけでした。

前年に大きなストレッサーを感じた人の中で、ストレッサーは無害だと信じている人は、死亡率の増加は一切なく、むしろ死亡率は低かったのです。

▼英語の解る方は視聴してみて下さい▼
※日本語字幕の設定も可能ですよ!

参考 ストレスと友達になる方法|心理学者ケリー・マクゴニガルYouTube

如何でしたでしょうか?明らかに結果が物語っていますね。

特に驚きなことは、幸せホルモンと名高い “オキシトシン” がストレスホルモンであるという事実。

ストレスホルモンであるオキシトシン自身が、ストレス反応で受けたダメージを修復する作用があるという事実。

この一面からも、ストレッサーフリー、所謂巷いわゆるちまたのストレスフリーなどということが如何に愚かなことかご理解頂けるでしょう。

ストレッサーはなくしてはいけないものであり、そのコントロールが重要で、結局はストレッサーに対してどう捉え、信じたかが、そのまま “ストレス反応” として現出した、ということなのです。

スポーツ選手が自分を追いつめて追いつめて追いつめて、つまりはストレッサーフルの状態であっても、精神も肉体も破壊されるどころか研ぎ澄まされていく理由がここにあります。

古くは仏教の苦行が、悟りに至る為との大義を持って信じたときに、極限の修行も耐えうる結果となったわけです。

不快を不快のまま耐え忍ぶ根性論とは次元が違います。

不快を発想の転換で無害、ないし好感へと導いて捉える。

難しいですか?

もっとシンプルにいうと、

ポジティブかネガティブか

たったそれだけのことなのです。

私自身、周辺の人間関係に精神を患った人が多くいるのですが(母も精神疾患です)、例外なく、ネガティブです。何事も不安から捉えるクセがあります。

これが脳のせいなのかどうか、精神科医ではないので解りませんが、卵が先か、鶏が先か、ネガティブから病気になったのか、病気からネガティブなのか、これは科学が発展しても言い切れない類のものではないでしょうか?

逆を言えば、言い切れないからこそ、ネガティブからも病気になりうる、と捉えて、ネガティブな思考をしない努力をした方がいいのではと感じます。

この見出しのまとめ
  • 同じストレッサーでもストレス反応が異なる理由は捉え方の違いにある。
  • ポジティブ思考はストレッサーを害なるストレス反応に変換させない効果がある。
  • ポジティブ思考と、思考の柔軟性で、如何なるストレッサーもプラスに変換できる。

現代がなぜストレス社会と言われているのか?

ここまで解ればシンプルです。ネガティブ社会だからです。

ストレス社会という発想自体がすでにネガティブです。

『ストレス社会』という名前がそのまま、その本質をついているのです。

ひとりひとりが物事をマイナスに捉えるから、そのストレッサーがストレス反応として発動してしまいます。

ともすれば人は人の影響を次第に受け、取り込まれる傾向があります。

ネガティブ思想の社会なら、なにも意識せず生きた場合、多くは自分も自然とネガティブになってしまう傾向性を孕んでいるのです。

意識して、ポジティブ思考にならなければ、本来無害なはずのストレッサーが牙をむきます。

ストレスとは、他的要素が作りだしているのではなく、自分自身で作りだしているのです。

変化を恐れてはいけません。

ダーウィン(進化論の著者)も、『環境に適応できたものだけが生き残った』と言っています。

変化していく世界で、変化をポジティブに捉える精神を持つものが、生き残っていくのかも、しれません。